「最近、なんだか金運が停滞しているかも…」
そんな漠然とした不安を感じていた時、ふと思い立って訪れたのが東京都品川区にある「蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)」です。

ここは、かつてこの地に住んでいた白蛇様が地元の有力者の夢枕に立って「元の場所に戻してほしい」と告げたことからお祀りされたという、なんとも神秘的な伝説が残る場所。今では「東京の白蛇様」として親しまれるこの神社の、ユニークな参拝方法や、実際に訪れて感じた境内の空気をレポートします。
境内は「白蛇」尽くし!でも怖くない?

一歩境内に入ると、まず驚くのは「蛇」モチーフの多さです。
手水舎の龍の代わりに蛇がいたり、灯籠に白蛇が巻き付いていたりと、まさに白蛇様の聖地。「蛇」と聞くと少し怖いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ここは全く違います。
境内はとても明るく清潔で、地域の人々に大切に守られているような、温かい空気が流れていました。
癒やしの「撫で白蛇」

特に印象的だったのが「撫で白蛇」です。
つるりとした石の白蛇様を撫でながら祈願するのですが、そのひんやりとした感触と愛らしいお顔に、金運へのガツガツした気持ちよりも心が癒やされていくのを感じました。
独自の参拝法:「銭回し」と「銭洗い」
蛇窪神社のハイライトは、境内の奥にある「白蛇弁財天社」での参拝です。ここでは、他の神社ではあまり見かけない独自の作法で金運を祈願します。
① 銭回し(ぜにまわし)

お賽銭を入れて「白蛇種銭」を受け取り、石臼の器にのせて右回りに3回転させます。ゴリゴリと石が回る重みのある感触と共に、「お金が良い方向に回りますように」と願います。
② 銭洗い(ぜにあらい)

次に種銭と自分のお金をザルに乗せ、弁天様と白蛇が見守る「白蛇清水」に浮かべます。
ここでも右へ3回まわしてお金を清めましょう。そして最後にそのザルを持って「白蛇辨財天社」にお参りするのが一般的な流れです。
私も実際に500円玉を洗ってみました。冷たい水にお金を潜らせると、不思議とお金に対する執着や穢れ(けがれ)が落ちたような、とても清々しい気持ちになります。

ここで清めたお金は「使うと良い(世の中に福を回す)」と言われているので、大切に使いたいと思います。
蛇窪龍神社:もう一つの守り神


白蛇様だけでなく、ここには「蛇窪龍神社」という龍神様もお祀りされています。「白蛇」と「龍」、両方のパワーを頂けるスポットは都内でも珍しいのではないでしょうか。
白蛇様が「金運・財運」なら、龍神様は「立身出世」や「仕事運」を後押ししてくれる力強い存在。「ただお金が欲しい」と願うのではなく、龍神様の前では「良い仕事をして豊かになれますように」と、仕事の成功をしっかり祈願してきました。
【混雑注意】「巳の日」は行列必至!狙い目はいつ?


参拝に行く前に、一つだけ知っておいてほしいことがあります。 それは、「いつ行くかによって境内の雰囲気が全く違う」ということです。
普段は静かで落ち着いている蛇窪神社ですが、12日に一度巡ってくる「巳の日(みのひ)」だけは別世界です。白蛇様の縁日であるこの日は、金運のご利益が最も高まるとされ、参拝待ちの行列ができるほど賑わいます。
特別な御朱印やお守りが授与される楽しみもありますが、「静かにゆっくりお祈りしたい」という方は、あえて巳の日を外して平日を狙うのがおすすめです。
私は今回、何でもない平日の午後に訪れたため、後ろの人を気にせず自分のペースでゆっくりと銭洗いができました。「賑やかなお祭りの雰囲気」か「静寂な祈りの時間」か。ご自身の好みに合わせて参拝日を選んでみてください。
まとめ:金運とは「心を清める」こと
「金運アップ」と聞くと、つい欲張った気持ちになりがちですが、蛇窪神社での銭洗いや参拝を通して感じたのは、「まず自分自身を清めることの大切さ」でした。
お金に対する不安や執着を水で洗い流し、心をフラットにするそうすることで、新しい運気が入ってくるスペースができるのかもしれません。都心からのアクセスも良いので、お金のことでモヤモヤした時や気持ちを切り替えたい時に、ふらっと訪れてみてはいかがでしょうか。
インフォメーション
蛇窪神社
ヘビクボジンジャ
〒142-0043 東京都品川区二葉四丁目四番十二号
| 営業時間 | 授与所 8:00~ 参拝列が想定人数を超えた場合は規制あり。最後尾が17:00に大鳥居から境内へ入るよう参拝規制。規制後は大鳥居前での参拝となります。 |
|---|---|
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 都営浅草線「中延」駅徒歩5分 東急大井町線「中延」駅徒歩6分 JR横須賀線「西大井」駅徒歩8分 東急大井町線「戸越公園」駅(旧 蛇窪駅) 徒歩12分 白蛇さまの戻り道開運コース |
| 駐車場 | なし(近隣のパーキングをご利用ください。) |
| 電話番号 | 03-3782-1711(受付9:00~17:00) |
| 公式サイト | https://hebikubo.jp/ |
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。

